第一種と第二種の合格率を15年分で比較する
2025年度の合格率は第一種46.8%、第二種48.7%で、差は1.9ポイントです。15年間の平均は第一種48.2%、第二種56.7%で、差は8.5ポイントです。差は2014年度の13.0ポイントが最大、2025年度の1.9ポイントが最小でした。
安全衛生技術試験協会は合格率を種別ごとに別の表で、しかも最新年度分だけ公表しているため、第一種と第二種を同じ年度で並べて比べられる表が公式にはありません。 当サイトが2011年度からの15年分を年度×種別の1つの表にしました(出典:合格率(最新年度・公式)|安全衛生技術試験協会、免許試験の実施状況(年度別・公式)|安全衛生技術試験協会)。
年度ごとに第一種と第二種を並べると?
15年間、すべての年度で第二種の合格率が第一種を上回っています。差の列は「第二種 − 第一種」のポイントです。
| 年度 | 第一種 | 第二種 | 差 (pt) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 受験者 | 合格者 | 合格率 | 受験者 | 合格者 | 合格率 | ||
| 2011 | 54,169 | 27,203 | 50.2% | 25,950 | 16,140 | 62.2% | +12.0 |
| 2012 | 55,080 | 29,666 | 53.9% | 26,960 | 17,835 | 66.2% | +12.3 |
| 2013 | 54,499 | 29,800 | 54.7% | 26,555 | 17,878 | 67.3% | +12.6 |
| 2014 | 53,111 | 29,922 | 56.3% | 25,069 | 17,365 | 69.3% | +13.0 |
| 2015 | 55,129 | 30,587 | 55.5% | 25,716 | 16,983 | 66.0% | +10.5 |
| 2016 | 61,500 | 28,003 | 45.5% | 29,186 | 16,189 | 55.5% | +10.0 |
| 2017 | 65,821 | 29,636 | 45.0% | 31,537 | 17,302 | 54.9% | +9.9 |
| 2018 | 67,080 | 29,631 | 44.2% | 32,985 | 17,271 | 52.4% | +8.2 |
| 2019 | 68,498 | 32,026 | 46.8% | 33,559 | 18,511 | 55.2% | +8.4 |
| 2020 | 43,157 | 18,916 | 43.8% | 22,220 | 11,729 | 52.8% | +9.0 |
| 2021 | 68,210 | 29,113 | 42.7% | 36,057 | 17,922 | 49.7% | +7.0 |
| 2022 | 68,066 | 31,207 | 45.8% | 35,199 | 18,089 | 51.4% | +5.6 |
| 2023 | 67,572 | 31,108 | 46.0% | 37,061 | 18,374 | 49.6% | +3.6 |
| 2024 | 64,911 | 30,081 | 46.3% | 39,262 | 19,546 | 49.8% | +3.5 |
| 2025 | 66,401 | 31,046 | 46.8% | 40,653 | 19,796 | 48.7% | +1.9 |
| 15年計 | 913,204 | 437,945 | 48.0% | 467,969 | 260,930 | 55.8% | +7.8 |
合格率は合格者数÷受験者数×100。15年計の合格率は合計合格者÷合計受験者で、年度ごとの平均とは値が違います。 年度をクリックするとその年度の詳細に移ります。
2本の線はどう動いてきた?
第一種は2014年度の56.3%から2021年度の42.7%、第二種は2014年度の69.3%から2025年度の48.7%の範囲で動いています。
直近の値はいくつ?
2025年度の第一種の合格率は46.8%です。
2025年度の第二種の合格率は48.7%です。
2025年度の差は1.9ポイントで、第二種のほうが高いです。
2025年度の受験者数は第一種66,401人、第二種40,653人で、第一種は第二種の1.6倍です。
平均で見るとどれくらい違う?
2011〜2025年度の15年平均は、第一種48.2%、第二種56.7%です。差は8.5ポイントです。
直近5年(2021〜2025年度)の平均は、第一種45.5%、第二種49.8%です。差は4.3ポイントです。
15年間の累計では、第一種は受験者913,204人に対して合格者437,945人で48.0%、第二種は受験者467,969人に対して合格者260,930人で55.8%です。
最高と最低はいつ?
第一種の最高は2014年度の56.3%、最低は2021年度の42.7%です。
第二種の最高は2014年度の69.3%、最低は2025年度の48.7%です。
第二種の最低48.7%は、第一種の最高56.3%より低いです。
差は広がっている?縮まっている?
差が最も大きかったのは2014年度の13.0ポイント、最も小さかったのは2025年度の1.9ポイントです。
15年平均の差8.5ポイントに対して直近5年平均の差は4.3ポイントで、縮まっています。
差が出る理由は試験範囲にあります。第二種は関係法令・労働衛生・労働生理の3科目30問、第一種はこれに有害業務に係る関係法令と労働衛生が加わって5科目44問です。 出題範囲と科目ごとの学習優先度に分けて書いています。
特例第一種や一発合格率は比べられない?
比べられません。協会が公表している区分は第一種と第二種の2つだけで、特例第一種(第二種の免許を持つ人が受ける20問の区分)の受験者は第一種の数字に含まれています。 初めて受けた人だけを取り出した一発合格率も、受験者数と合格者数しか公表されていないため計算できません。 このページの表にある2系列が、公表データで比べられるすべてです。
出典:合格率(最新年度・公式)|安全衛生技術試験協会、免許試験の実施状況(年度別・公式)|安全衛生技術試験協会
数値は公益財団法人 安全衛生技術試験協会の公表値(全国7センター合算・年度集計)。合格率(%)は 合格者数÷受験者数×100。令和2(2020)年度は新型コロナの影響で一部試験が中止・縮小され受験者数が大きく落ち込んでいる。申込者数は非公表のため受験者数を採用(applicants=examinees)。
第一種の合格率はどう変わってきた? 第二種の合格率はどう変わってきた? 年度ごとの結果を前年と比べると? 次の試験日はいつ?