衛生管理者の勉強法|独学の順番と週ごとの計画
第二種は16分野・練習問題122問、第一種はそれに有害業務の9分野・78問が加わって25分野・200問です。 合格基準は各科目40%以上かつ総得点60%以上(両種共通)なので、得意科目で稼いで苦手を捨てる計画は立てられません。 分野の数と出題の目安(★)から、何週間で何をどの順に進め、模擬試験をいつ入れるかを種別ごとに書きます。
何週間かかる?
第二種は8週間、第一種は14週間に置いています。 衛生管理者の勉強時間に公的な統計はなく、講座を運営する会社の公表値をそのまま引きました。 第二種はアガルートが約60時間(1日1時間を2か月続けるイメージ)、第一種はアガルートとユーキャンがともに約100時間です。 60時間を1日1時間で8週間、100時間を週7時間で割って14週間としました。1日1時間が取れない人は、週数を伸ばして順番だけ守ってください。
先に★の分布を見る
★は安全衛生技術試験協会の公表試験問題4回分を分野ごとに数えた当サイト独自の目安です(平均2問以上か毎回出るものが★3、平均0.5問以下が★1)。 第二種の16分野は★3が11・★2が3・★1が2。第一種の25分野は★3が19・★2が3・★1が3です。 ★1は情報機器作業と呼吸器(4回とも0問)、第一種で加わる範囲では粉じん・じん肺(2回で1問)でした。出題範囲には入っているので捨てずに、順番を最後にします。 内訳は試験科目・出題範囲に置いています。
第二種は8週間で何をどの順に?
関係法令4分野、労働衛生6分野、労働生理6分野の順で、学習マップと同じ並びです。
| 週 | やること | 進め方 |
|---|---|---|
| 1〜2週目 | 関係法令の4分野(練習問題35問)第二種の練習問題へ → | 4分野とも★3。選任人数・実施頻度・保存年数を表に書き出しながら進める。 |
| 3〜4週目 | 労働衛生の6分野(練習問題43問)第二種の練習問題へ → | ★3の3分野を先に終える。★1の情報機器作業は最後に1周だけ。 |
| 5〜6週目 | 労働生理の6分野(練習問題44問)第二種の練習問題へ → | ★3の4分野を先に終える。★1の呼吸器は最後に1周だけ。 |
| 7週目 | 模擬試験の1回目(30問・3時間)第二種の模擬試験へ → | 科目ごとの正答率を見て、40%を割った科目だけ練習問題に戻る。 |
| 8週目 | 模擬試験の2回目以降と、覚える数字・計算公式の確認覚える数字へ → | 週1回の模擬試験と、覚える数字・計算公式の見直し。新しい分野に手を広げない。 |
第一種は14週間で何をどの順に?
第二種と共通の16分野を先に終え、7週目に第二種の模擬試験で確かめてから有害業務の9分野に入ります。
| 週 | やること | 進め方 |
|---|---|---|
| 1〜6週目 | 第二種と共通の16分野(練習問題122問)第二種の練習問題へ → | 上の第二種の表の1〜6週目と同じ順番。 |
| 7週目 | 第二種の模擬試験で共通範囲を確認第二種の模擬試験へ → | 本番では共通範囲の3科目が24問240点(400点満点の60%)。ここを固めてから有害業務へ。 |
| 8〜9週目 | 関係法令(有害業務)の3分野(練習問題26問)第一種の練習問題へ → | 3分野とも★3。選任人数・実施頻度・保存年数を表に書き出しながら進める。 |
| 10〜12週目 | 労働衛生(有害業務)の6分野(練習問題52問)第一種の練習問題へ → | ★3の5分野を先に終える。★1の粉じん・じん肺は最後に1周だけ。 |
| 13週目 | 第一種の模擬試験の1回目(44問・3時間)第一種の模擬試験へ → | 有害業務の2科目は1問8点で20問160点。科目別の正答率40%を先に確認する。 |
| 14週目 | 模擬試験の2回目以降と、覚える数字・計算公式の確認覚える数字へ → | 週1回の模擬試験と、覚える数字(有害業務の項目)・計算公式の見直し。新しい分野に手を広げない。 |
模擬試験はいつ入れる?
分野を全部終えてから1回目、そのあとは週1回です。 当サイトの模擬試験は本番と同じ構成(第二種3科目30問、第一種5科目44問、五肢択一)で、挑戦するたびに候補(第二種48問・第一種84問)から抽選します。 結果画面に科目ごとの正答率が出るので、40%を割った科目だけ分野別の練習問題に戻ります。 間違えた問題は復習ページにたまるので、模擬試験の前日はそこだけ解き直せば足ります。
この計画でうまくいかないところ
★は公表4回分だけの集計です。情報機器作業は4回とも0問でしたが、出題範囲から外れたわけではなく、次の回に出ない保証はありません。 勉強時間も講座会社の目安で、当サイトには独学で受けた人の実測データがありません。 模擬試験の候補は第二種48問・第一種84問なので、3回目あたりから同じ問題に当たります。問題を増やすまでは、2回目以降は協会サイトの公表試験問題(無料PDF)を併用してください。
よくある質問
衛生管理者の勉強時間の目安は?
本サイトの目安では第二種で60〜100時間程度、第一種で100〜120時間程度です。テキストで試験科目を一通り学び、過去に公表された試験問題で演習する流れが基本です(必要時間は個人差があります)。
第一種と第二種はどちらを受けるべき?
有害業務の少ない業種(オフィス・小売・金融など)で選任するなら第二種で足ります。業種を問わず使えるのは第一種です。迷ったら、いま所属している事業場が有害業務を扱うかどうかで決めてください。第二種に合格した後で第一種を受け直すこともできます。
合格基準は何点ですか?
各科目の得点が40%以上、かつ総得点が60%以上です。1科目でも40%を下回ると、総得点が60%を超えていても不合格になります。学習計画で苦手科目を後回しにできない理由がここにあります。
同じ作りで無料で学べる他の資格は?
このサイトと同じ型(分野別の解説、1問ずつ解ける練習問題、本番形式の模擬試験、公表試験問題の転載なし)で作った資格サイトが4つあります。 ビルメンテナンスの現場で「4点セット」と呼ばれる資格で、二級ボイラー技士、危険物取扱者 乙種第4類(乙4)、第二種電気工事士、第三種冷凍機械責任者です。 衛生管理者と同じく、どれも登録なしでその場で解けます。