衛生管理者試験の受験資格・日程・申込方法

衛生管理者試験の受験には、学歴に応じた労働衛生の実務経験が必要です。大学卒業なら1年以上、高校卒業なら3年以上、学歴を問わない場合は10年以上。試験手数料は8,800円で、合格基準は各科目40%以上かつ総得点60%以上です。

誰が受けられる?

衛生管理者試験は誰でも受けられる試験ではありません。 学歴に応じた労働衛生の実務経験が必要で、事業者による証明を添えて申請します。 代表的な組合せは次のとおりです。

学歴 必要な実務経験
大学・短期大学・高等専門学校を卒業 労働衛生の実務に1年以上従事
高等学校・中等教育学校を卒業 労働衛生の実務に3年以上従事
学歴を問わない 労働衛生の実務に10年以上従事

職業訓練を修了している場合は課程に応じて1〜4年です。上記は代表的なもので、 これ以外にも受験資格が認められる場合があります。自分が該当するかは 公式の受験資格で確認してください。

何問出て、何点で受かる?

試験時間はいずれも3時間(科目免除者は2時間15分)です。 合格には各科目40%以上かつ総得点60%以上の両方が必要で、 1科目でも40%を下回ると総得点が60%を超えていても不合格になります。

種別 科目構成 出題数 合格ライン
第一種 関係法令(有害業務)10 / 関係法令(有害業務以外)7 / 労働衛生(有害業務)10 / 労働衛生(有害業務以外)7 / 労働生理10 44問 27問以上
第二種 関係法令10 / 労働衛生10 / 労働生理10 30問 18問以上

合格ラインは総得点60%として計算した目安です。実際には科目ごとの足切りもあります。 本番形式の模擬試験で判定してみる

なお、すでに第二種の免許を持っている人が第一種を受ける場合は 特例第一種という区分になり、有害業務に係る2科目20問・2時間に短縮されます。 講習で取得する衛生工学衛生管理者は、この免許試験とは別の制度です。

いくらかかる?

試験手数料は8,800円です。2023年の労働安全衛生法関係手数料令の改正で、6,800円から引き上げられました。 合格後は免許申請に収入印紙1,500円分が必要で、このほか卒業証明書などの発行手数料と郵送料がかかります。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「試験手数料」

どこで、いつ受けられる?

全国7か所の安全衛生技術センター(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州)で実施されます。 年1〜2回の試験ではなく、各センターで毎月のように行われているのが特徴で、 自分の準備が整った時期に合わせて受験日を選べます。 センターから離れた地域では出張特別試験も実施されます。

実施回数と空き状況はセンターごとに異なります。 2026年度の試験日を9会場ぶん1枚にまとめた日程ページで、会場ごとの次の試験日と申込の締切を確認できます。 申し込む前には公式サイトの試験日程も確認してください。

どうやって申し込む?

オンライン受験申請システムから申請できます。受験申請書を取り寄せる必要がなく、 コンビニ払いやクレジットカード決済に対応し、証明写真もアップロードで提出できます。 紙の受験申請書による申請も引き続き可能です。 いずれの場合も、受験資格を証明する書類(卒業証明書、事業者による実務経験の証明など)が必要になります。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会「免許試験」

合格したら終わり?

合格しただけでは免許になりません。免許申請の手続きが別に必要です。 免許試験合格通知書などを添えて免許申請書を提出し、収入印紙1,500円分を貼付します。 提出先や必要書類は変更されることがあるため、申請前に公式の案内を確認してください。

どのくらい受かる?

2025年度の合格率は第一種46.8%、第二種48.7%でした。 直近5年の平均は第一種45.5%、第二種49.8%です。

合格率の15年推移を見る

よくある質問

衛生管理者の受験資格は?

学歴と労働衛生の実務経験の組合せで決まります。大学・短期大学・高等専門学校の卒業者は実務1年以上、高等学校・中等教育学校の卒業者は実務3年以上、学歴を問わない場合は実務10年以上です。職業訓練を修了している場合は課程に応じて1〜4年です。事業者による実務経験の証明が必要になります。

衛生管理者の受験料はいくらですか?

試験手数料は8,800円です(2023年の労働安全衛生法関係手数料令の改正により6,800円から引き上げられました)。このほか、合格後の免許申請に収入印紙1,500円分と、証明書の発行手数料や郵送料がかかります。

衛生管理者試験はどこで受けられますか?

全国7か所の安全衛生技術センター(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州)で定期的に実施されています。各センターから離れた地域では出張特別試験も行われます。

衛生管理者試験は年に何回ありますか?

年1〜2回の試験ではなく、各安全衛生技術センターで毎月のように実施されています。実施回数はセンターによって異なるため、受験を予定するセンターの試験日程を確認してください。当サイトの試験日程ページに、2026年度の全会場の実施日をまとめています。

衛生管理者試験の申込方法は?

オンライン受験申請システムから申請できます。受験申請書を取り寄せる必要がなく、コンビニ払いやクレジットカード決済に対応し、証明写真もアップロードで提出できます。紙の受験申請書による申請も引き続き可能です。

第二種に合格していれば第一種の科目免除はありますか?

「科目免除」という扱いにはなりませんが、第二種衛生管理者免許を持つ人が第一種を受験する場合は特例第一種という区分になり、出題が有害業務に係る2科目20問・試験時間2時間に短縮されます。これとは別に、船員法による衛生管理者適任証書の交付を受けた方などには科目免除の制度があります。適用の可否は必ず公式情報で確認してください。

合格したあとの手続きは?

合格しただけでは免許にならず、免許申請が必要です。免許試験合格通知書などを添えて免許申請書を提出し、収入印紙1,500円分を貼付します。手続きの詳細と提出先は厚生労働省および東京労働局免許証発行センターの案内を確認してください。

このページは公益財団法人 安全衛生技術試験協会および厚生労働省の公表情報をもとに、当サイトが整理したものです。 受験資格・手数料・日程・手続きは変更されることがあります。申請前に必ず公式情報をご確認ください。