第一種衛生管理者/第4章 関係法令(有害業務)

★★★ 出題の目安 3/3 2回とも出題。各回2〜3問。

作業主任者と特別教育

作業主任者は「免許か技能講習」、特別教育は「事業者が行う教育」です。選任が必要ない業務を選ばせる出題が定番です。

動画で見る(約5分)

音声は合成音声です。字幕をつけて見られます。内容はこのページの解説と同じで、続きから再生できます。

作業主任者はどう選ぶか

作業主任者は、免許を受けた者または技能講習を修了した者のうちから、作業の区分に応じて事業者が選任します。

選任したら、氏名と職務を作業場の見やすい箇所に掲示するなどして関係労働者に周知します。

免許が必要な例 高圧室内作業主任者、エックス線作業主任者、ガンマ線透過写真撮影作業主任者。
技能講習が必要な例 有機溶剤作業主任者、特定化学物質作業主任者、鉛作業主任者、石綿作業主任者、酸素欠乏危険作業主任者。

選任が必要ない業務を覚える

この分野の出題は「作業主任者の選任が必要でないものはどれか」という形が多くなります。必要なものをすべて覚えるより、出やすい"不要な例"を押さえるほうが速いです。

選任が不要な業務としては、強烈な騒音を発する場所における作業、レーザー光線による金属加工、セメント製造工程で袋詰めを行う作業、廃棄物焼却施設で焼却灰を取り扱う作業などが挙げられます。

いずれも有害性はあるものの、作業主任者制度の対象にはなっていない、という位置づけです。

特別教育は事業者が行う

特別教育は、危険・有害な業務に労働者を就かせるとき、事業者が行う教育です。免許や技能講習のような公的な資格ではありません。

実施した記録は3年間保存します。

特別教育が必要な業務の例 酸素欠乏危険作業、エックス線装置を用いる透過写真撮影、石綿等が使用されている建築物の解体等の作業、チェーンソーを用いる伐木等の業務、廃棄物焼却施設に関連する業務。
記録の保存 3年間。

3つの制度を混ぜない

免許は試験に合格して都道府県労働局長から交付を受けるもの、技能講習は登録教習機関の講習を修了するもの、特別教育は事業者が自ら行うものです。

「特別教育を修了すると作業主任者になれる」といった選択肢は誤りです。

職場ではどう使う?

マンホール内の点検作業を外注していたが、自社の社員が入ることになった。この場合、酸素欠乏危険作業主任者(技能講習)の選任と、作業者への特別教育が両方必要になります。

特別教育の記録は3年保存なので、受講証の写しをまとめて保管しておきます。

試験ではどう問われる?

「作業主任者の選任が必要でない業務はどれか」という形が定番で、強烈な騒音を発する場所の作業やレーザー光線による金属加工が答えになります。

「特別教育を修了した者から作業主任者を選任できる」「免許は登録教習機関が交付する」のように、3つの制度を混ぜた選択肢も出ます。

よくある質問

作業主任者の選任が必要ない業務は?

強烈な騒音を発する場所における作業、レーザー光線による金属加工、セメント製造工程での袋詰め作業などが代表例です。「必要でないものはどれか」という形で問われるため、この不要な例を押さえておくと速く解けます。

免許と技能講習の違いは?

免許は試験に合格して交付を受けるもの、技能講習は登録教習機関の講習を修了するものです。高圧室内・エックス線・ガンマ線の作業主任者は免許、有機溶剤・特定化学物質・鉛・石綿・酸素欠乏の作業主任者は技能講習です。

特別教育の記録は何年保存しますか?

3年間です。健康診断個人票の5年、衛生委員会議事録の3年と混同しやすいので、保存年数はまとめて覚えてください。

読んだ内容が身についた?(確認問題3問)

選択肢を押すと、その場で正誤と解説が出ます。間違えた問題は学習マップに残ります。

  1. Q1

    作業主任者を選任しなければならない作業として、誤っているものはどれか。

    答えと解説を見る

    正解:4 強烈な騒音を発する場所における作業

    騒音作業に作業主任者の選任義務はありません。作業主任者が必要なのは特定化学物質、有機溶剤、鉛、四アルキル鉛、酸素欠乏危険作業、石綿、高圧室内作業などです。「騒音」「振動」「レーザー」「情報機器作業」は選任不要で、誤りの選択肢として頻出します。 選任が必要ないものを覚えるほうが速く解けます。騒音・振動・レーザー・情報機器作業は、有害性はあっても作業主任者制度の対象外です。

    問題番号 1-shu-001(誤りに気づいたらお知らせください)

  2. Q2

    作業主任者の選任方法として正しいものはどれか。

    答えと解説を見る

    正解:2 都道府県労働局長の免許を受けた者、または登録教習機関が行う技能講習を修了した者のうちから選任する

    作業主任者は、免許を受けた者または技能講習を修了した者から選任します。作業の種類ごとにどちらが必要かが決まっています。特別教育は労働者本人に受けさせる教育で、作業主任者の資格とは別物です。 3つの制度を混ぜないでください。免許は試験に合格して交付を受けるもの、技能講習は登録教習機関の講習を修了するもの、特別教育は事業者が自ら行うものです。

    問題番号 1-shu-002(誤りに気づいたらお知らせください)

  3. Q3

    特別の教育を行ったときは、その受講者・科目等の記録を作成して3年間保存しなければならない。

    答えと解説を見る

    正解:正しい(○)

    そのとおりです。特別教育の記録は3年間保存します。特別教育が必要な業務には、エックス線装置を用いる透過写真撮影、酸素欠乏危険作業、石綿等の取扱い、チェーンソーを用いる作業などがあります。 保存年数はまとめて覚えると効率的です。特別教育の記録と衛生委員会の議事録が3年、健康診断個人票が5年、じん肺健診が7年です。

    問題番号 1-shu-003(誤りに気づいたらお知らせください)

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解説と例題は学習用に当サイトが作成したものです。例題の数値はすべてオリジナルで、 公表試験問題(安全衛生技術試験協会の著作物)の本文・選択肢・数値は使用していません。