第一種衛生管理者「局所排気装置・保護具」の練習問題(10問)

★★★ 出題の目安 3/3 2回とも出題。各回2〜4問。

第一種衛生管理者の「局所排気装置・保護具」から10問を収録しています。選択肢を選ぶとその場で正誤と解説が出て、間違えた問題は復習ページにたまります。

公表試験問題の転載や言い換えではなく、試験科目と法令の内容から当サイトが独自に作成した問題です。

解答 0 / 10問 正解 0問
  1. Q1

    局所排気装置のフードのうち、一般に最も排気効果が高い(同じ効果を得るのに必要な排風量が少ない)形式はどれか。

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    正解:1 囲い式カバー型

    有害物の発生源を囲ってしまう囲い式が最も効果的で、その中でも開口部の小さいカバー型が優れています。囲い式(カバー型→グローブボックス型→ドラフトチェンバ型→建築ブース型)のほうが外付け式より効果が高い、という順序で理解します。 対策そのものにも優先順位があります。代替、密閉・自動化、局所排気装置、全体換気、保護具の順で検討し、保護具は最後の手段と位置づけられています。

    問題番号 1-hai-001(誤りに気づいたらお知らせください)

  2. Q2

    局所排気装置のダクトに関する記述として正しいものはどれか。

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    正解:2 ダクトが細すぎると圧力損失が増大するため、適切な太さにする必要がある

    細すぎると圧力損失が増え、太すぎると搬送速度が落ちて粉じんが堆積します。どちらも不都合なので適切な太さが必要です。ベンドの数を減らし、ダクトを短くすると圧力損失は小さくなります。 空気清浄装置を設ける場合、排風機はその後ろ(清浄された空気が通る位置)に置きます。汚れた空気を通すと排風機が腐食・摩耗するためです。

    問題番号 1-hai-002(誤りに気づいたらお知らせください)

  3. Q3

    局所排気装置の定期自主検査を行うべき頻度と、記録の保存期間の組合せとして正しいものはどれか。

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    正解:1 1年以内ごとに1回・記録は3年間保存

    定期自主検査は1年以内ごとに1回で、記録は3年間保存します。作業環境測定が6か月以内ごとに1回なので、頻度を取り違えないようにします。 定期自主検査は局所排気装置のほか、除じん装置・排ガス処理装置・全体換気装置も1年以内ごとに1回です。記録3年とセットで覚えてください。

    問題番号 1-hai-003(誤りに気づいたらお知らせください)

  4. Q4

    防じんマスクは、ヒュームのような微細な粒子に対しても、粒子捕集効率の高い区分のものであれば使用できる。

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    正解:正しい(○)

    そのとおりです。ヒュームは金属の蒸気が凝縮した非常に細かい粒子ですが、粒子状物質であるため防じんマスクで対応します。一方、有害ガスや蒸気には防じんマスクは無効で、防毒マスクが必要です。粒子かガスかで使い分けます。 判断の軸は「粒子かガスか」です。ヒュームも粉じんもミストも粒子なので防じんマスク、ガスや蒸気には防毒マスクを使います。

    問題番号 1-hai-004(誤りに気づいたらお知らせください)

  5. Q5

    防毒マスクの吸収缶は、対象ガスの種類にかかわらず同一のものを使用できる。

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    正解:誤り(×)

    吸収缶は対象ガスごとに異なり、色で区別されています。有機ガス用は黒、一酸化炭素用は赤、硫化水素用は黄、亜硫酸ガス用は黄赤などです。酸素濃度18%未満の場所では防毒マスクは使えず、送気マスクや空気呼吸器を使います。 酸素欠乏のおそれがある場所で使えない理由は、ろ過式が周囲の空気をろ過して吸う仕組みだからです。酸素そのものが足りない空気は、ろ過しても酸素が増えません。

    問題番号 1-hai-005(誤りに気づいたらお知らせください)

  6. Q6

    局所排気装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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    正解:3 空気清浄装置を設けた局所排気装置の排風機は、原則として清浄装置の前(上流側)に設ける

    誤りは「排風機は清浄装置の前(上流側)に設ける」で、正しくは清浄装置を通過した後(下流側)に設けます。汚れた空気が排風機を通ると摩耗や腐食の原因になるためです。自主検査は1年以内ごとに1回、記録は3年保存、囲い式のほうが外付け式より効果が高い、はいずれも正しい記述です。

    問題番号 1-ex-006(誤りに気づいたらお知らせください)

  7. Q7

    次の保護具のうち、厚生労働大臣が定める規格を具備しなければ譲渡・貸与・設置してはならないもの(譲渡等の制限)に該当しないものはどれか。

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    正解:5 遮光保護具

    譲渡等の制限に該当しないのは「遮光保護具」です。防じんマスク・防毒マスク(ハロゲンガス用・有機ガス用・一酸化炭素用・アンモニア用・亜硫酸ガス用)・電動ファン付き呼吸用保護具・再圧室・潜水器などは規格を具備しなければ譲渡等ができません。防じんマスクと防毒マスク、電動ファン付き呼吸用保護具は型式検定の対象でもあります。

    問題番号 1-ex-007(誤りに気づいたらお知らせください)

  8. Q8

    局所排気装置のフードに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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    正解:2 囲い式フードのうち、カバー型は発散源を完全に覆うため最も効果が高い

    正しいのは「囲い式フードのうち、カバー型は発散源を完全に覆うため最も効果が高い」です。囲い式は外付け式より少ない排風量で効果があり、外付け式は発散源から遠いほど効果が落ちます。レシーバ式は熱による上昇気流など発散の方向が決まっている場合に使う形式です。スロット型は外付け式に分類されます。

    問題番号 1-ex-027(誤りに気づいたらお知らせください)

  9. Q9

    呼吸用保護具に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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    正解:3 防じんマスクは、ヒュームのような微細な粒子には効果がない

    誤りは「防じんマスクはヒュームのような微細な粒子には効果がない」です。防じんマスクは粒子状物質を捕集するもので、区分(DS1〜3、DL1〜3 など)によってヒュームなどの微細粒子にも対応できます。吸収缶の色区分(有機ガス用は黒、一酸化炭素用は赤、アンモニア用は緑など)、酸欠環境での送気マスク使用、電動ファン付きの方式は正しい記述です。

    問題番号 1-ex-028(誤りに気づいたらお知らせください)

  10. Q10

    全体換気と局所排気に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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    正解:4 全体換気装置は、局所排気装置よりも有害物の除去効果が高い

    誤りは「全体換気装置は局所排気装置より除去効果が高い」です。全体換気は室内の空気全体で希釈する方式なので、発散源で捕捉する局所排気より効果は劣ります。全体換気の性質、プッシュプル型の方式、局所排気の原理、ダクトの曲がりに関する記述は正しい内容です。

    問題番号 1-ex-035(誤りに気づいたらお知らせください)

第一種衛生管理者の局所排気装置・保護具では何が問われる?

フードの型ごとの効果、ダクトから排気口までの装置の並び順、防じんマスクと防毒マスクの選び方が問われます。

局所排気装置・保護具で間違えやすいのはどこ?

囲い式フードは外付け式より効果が高く、少ない排風量で済みます。この関係を逆に書いた選択肢が繰り返し出ます。

分野の区分は 免許試験の試験科目・範囲(公式)|安全衛生技術試験協会 に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。

局所排気装置・保護具をもっとくわしく知るには?

フードは囲い式ほど効果が高い、という順序が基本です。保護具では「酸欠のおそれがある場所でろ過式は使えない」が最重要です。

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