第一種衛生管理者「酸素欠乏・化学物質管理」の練習問題(11問)

★★★ 出題の目安 3/3 2回とも2問ずつ出題。

第一種衛生管理者の「酸素欠乏・化学物質管理」から11問を収録しています。選択肢を選ぶとその場で正誤と解説が出て、間違えた問題は復習ページにたまります。

公表試験問題の転載や言い換えではなく、試験科目と法令の内容から当サイトが独自に作成した問題です。

解答 0 / 11問 正解 0問
  1. Q1

    酸素欠乏症等防止規則における「酸素欠乏」の定義として正しいものはどれか。

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    正解:2 空気中の酸素濃度が18%未満である状態

    酸素欠乏とは空気中の酸素濃度が18%未満の状態です。作業場所の酸素濃度は18%以上に保つ必要があります。硫化水素中毒の防止が必要な第二種酸素欠乏危険作業では、硫化水素濃度を10ppm以下に保ちます。 第一種と第二種の違いは硫化水素のおそれがあるかどうかです。第二種では酸素18%以上に加えて、硫化水素10ppm以下を保つ必要があります。

    問題番号 1-san-001(誤りに気づいたらお知らせください)

  2. Q2

    酸素欠乏危険作業に関する記述として誤っているものはどれか。

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    正解:4 酸素濃度が低い場合は、純酸素を用いて換気を行う

    純酸素での換気は絶対に行いません。火災や爆発の危険があるためで、換気には必ず空気を用います。作業開始前の測定、特別教育、換気困難時の送気マスク等の使用は、いずれも正しい措置です。 測定は「その日の作業開始前」に行います。前日に測っただけでは足りません。測定記録は3年間保存します。

    問題番号 1-san-002(誤りに気づいたらお知らせください)

  3. Q3

    化学物質のリスクアセスメントに関する記述として正しいものはどれか。

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    正解:1 リスクアセスメント対象物を製造・取り扱う事業者に実施義務がある

    リスクアセスメント対象物については、事業場の規模を問わず実施が義務です。実施時期は、対象物を新規に採用または変更するとき、作業方法や作業手順を新規に採用または変更するとき、新たな危険性・有害性の情報を入手したときで、結果は労働者に周知します。自律的な化学物質管理への移行にともない対象物は拡大が続いており、2026年4月からは約2,900物質が対象です。 実施時期は、対象物を新規採用または変更するとき、作業方法や手順を新規採用または変更するとき、新たな危険性・有害性の情報を入手したときです。定期実施が義務づけられているわけではありません。

    問題番号 1-san-003(誤りに気づいたらお知らせください)

  4. Q4

    硫化水素は無色で腐卵臭のある気体だが、高濃度では嗅覚が麻痺して臭気を感じなくなるため危険である。

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    正解:正しい(○)

    そのとおりです。低濃度では臭いで気づけますが、高濃度になると嗅覚が麻痺し、危険を察知できないまま意識を失うことがあります。空気より重く低い場所に滞留するため、ピットやマンホールでの災害が多く発生しています。 硫化水素は空気より重いため、ピットやマンホールなど低い場所に滞留します。酸素欠乏と同時に起こりやすく、第二種酸素欠乏危険作業の対象になります。

    問題番号 1-san-004(誤りに気づいたらお知らせください)

  5. Q5

    一酸化炭素は特有の刺激臭があるため、発生に気づきやすい。

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    正解:誤り(×)

    一酸化炭素は無色無臭で、刺激臭はありません。気づかないうちに吸入してしまうことが危険の理由です。ヘモグロビンとの結合力が酸素の200倍以上あり、酸素運搬を妨げて中毒を起こします。 一酸化炭素は空気とほぼ同じ重さで、低い場所にたまるとは限りません。硫化水素が低い場所に滞留するのと対照的です。

    問題番号 1-san-005(誤りに気づいたらお知らせください)

  6. Q6

    化学物質管理者の選任に関する記述として正しいものはどれか。

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    正解:1 リスクアセスメント対象物を製造し、または取り扱う事業場では、事業場の規模にかかわらず選任しなければならない

    化学物質管理者は、リスクアセスメント対象物を製造・取り扱う事業場であれば規模を問わず選任義務があります(令和6年4月1日全面施行)。衛生管理者のような50人以上という人数要件がない点が特徴です。対象物を製造する事業場では、専門的講習を修了した者から選任する必要があります。 対象物を製造する事業場では、専門的講習を修了した者から選任する必要があります。取り扱うだけの事業場より要件が厳しくなります。

    問題番号 1-san-006(誤りに気づいたらお知らせください)

  7. Q7

    保護具着用管理責任者を選任しなければならない場合として、正しいものはどれか。

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    正解:1 リスクアセスメントの結果に基づく措置として、労働者に保護具を使用させるとき

    リスクアセスメントの結果に基づく措置として労働者に保護具を使用させる場合に、保護具着用管理責任者を選任します。化学物質管理者とセットで導入された仕組みで、保護具の選択、使用状況の管理、保守管理などを担当します。人数要件ではなく、保護具を使わせるかどうかで決まります。 選任の基準が人数ではない点が化学物質管理者と共通しています。衛生管理者の50人以上のような規模要件と混同しないでください。

    問題番号 1-san-007(誤りに気づいたらお知らせください)

  8. Q8

    酸素欠乏症等防止規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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    正解:4 酸素欠乏危険場所での測定は、作業環境測定士が行わなければならない

    誤りは「測定は作業環境測定士が行わなければならない」です。酸素欠乏危険場所の測定は作業主任者などが行うもので、作業環境測定士による測定が義務づけられている指定作業場には該当しません。酸素18%未満が酸素欠乏、第二種では硫化水素も測定、測定は作業開始前、主任者は技能講習修了者、はいずれも正しい記述です。

    問題番号 1-ex-015(誤りに気づいたらお知らせください)

  9. Q9

    化学物質の管理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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    正解:3 化学物質管理者の選任は、常時50人以上の労働者を使用する事業場に限られる

    誤りは「化学物質管理者の選任は常時50人以上の事業場に限られる」です。化学物質管理者の選任には規模の要件がなく、リスクアセスメント対象物を製造・取り扱うすべての事業場が対象です(令和6年4月全面施行)。ばく露低減では工学的対策が優先で保護具は最後の手段、保護具着用管理責任者の役割、SDS の内容はいずれも正しい記述です。

    問題番号 1-ex-016(誤りに気づいたらお知らせください)

  10. Q10

    酸素欠乏症及び硫化水素中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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    正解:4 酸素欠乏の状態は、酸素濃度が21%未満になることをいう

    誤りは「酸素欠乏の状態は酸素濃度が21%未満」で、法令上の酸素欠乏は18%未満です。通常の空気の酸素濃度が約21%で、18%を下回ると危険な状態と定義されます。16%程度での初期症状、6%以下での瞬時の失神、硫化水素の嗅覚麻痺、汚水槽での発生は正しい記述です。

    問題番号 1-ex-030(誤りに気づいたらお知らせください)

  11. Q11

    特定化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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    正解:5 ホルムアルデヒドは、酸素欠乏を引き起こす単純窒息性のガスである

    誤りは「ホルムアルデヒドは単純窒息性のガス」です。ホルムアルデヒドは粘膜への刺激作用があり、鼻咽頭がんなどの発がん性が指摘される物質で、単純窒息性ガス(窒素・メタンなど、酸素を置き換えて酸欠を起こすもの)ではありません。塩素・シアン化水素・ベンジジン・弗化水素の記述は正しい内容です。

    問題番号 1-ex-036(誤りに気づいたらお知らせください)

第一種衛生管理者の酸素欠乏・化学物質管理では何が問われる?

酸素欠乏症等防止規則が求める測定と換気、化学物質を自律的に管理するしくみが問われます。

酸素欠乏・化学物質管理で間違えやすいのはどこ?

酸素欠乏とは空気中の酸素濃度が18パーセント未満の状態で、換気は18パーセント以上に保つために行います。第二種酸素欠乏危険作業では硫化水素の濃度も条件に入ります。

分野の区分は 免許試験の試験科目・範囲(公式)|安全衛生技術試験協会 に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。

酸素欠乏・化学物質管理をもっとくわしく知るには?

酸素18%未満が酸素欠乏です。測定は「その日の作業開始前」、純酸素での換気は禁止。化学物質管理者は令和6年から規模要件なしで必要です。

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