第一種衛生管理者「有害物質の性状」の練習問題(8問)
★★★ 出題の目安 3/3 2回とも3問ずつ出題。
第一種衛生管理者の「有害物質の性状」から8問を収録しています。選択肢を選ぶとその場で正誤と解説が出て、間違えた問題は復習ページにたまります。
公表試験問題の転載や言い換えではなく、試験科目と法令の内容から当サイトが独自に作成した問題です。
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Q1
常温・常圧の空気中における有害物質の状態として、正しい組合せはどれか。
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正解:1 塩素はガス、アセトンは蒸気、酸化亜鉛はヒューム
常温・常圧で気体のものがガス(塩素、一酸化炭素、硫化水素など)、液体が蒸発したものが蒸気(アセトン、トルエン、水銀など)、金属の蒸気が凝縮した固体微粒子がヒューム(酸化亜鉛、酸化鉛など)です。液体の微粒子はミストになります。 ヒュームとミストの取り違えが定番です。ヒュームは金属が蒸発してから固まった固体、ミストは液体の微粒子です。
問題番号 1-bus-001(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q2
有害物質とそれによる健康障害の組合せとして、誤っているものはどれか。
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正解:4 二硫化炭素 - 皮膚の色素沈着のみ
二硫化炭素は精神障害や網膜細動脈瘤など、中枢神経系や血管系の障害を起こします。皮膚の色素沈着だけというのは誤りです。一酸化炭素はヘモグロビンと結合して酸素運搬を妨げ、ノルマルヘキサンは末梢神経障害、ベンゼンは造血器障害を起こします。 物質と障害が1対1で結びつくものから覚えてください。ベンゼンは造血器障害、ノルマルヘキサンは末梢神経障害、二硫化炭素は精神障害と網膜細動脈瘤です。
問題番号 1-bus-002(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q3
金属による健康障害の組合せとして正しいものはどれか。
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正解:1 鉛 - 貧血、末梢神経障害
鉛は貧血、末梢神経障害、腹部の疝痛などを起こします。水銀は中枢神経障害(金属水銀の場合は手指のふるえ、精神症状)、カドミウムは腎障害と肺気腫、マンガンはパーキンソン病に似た症状が特徴です。 マンガンはパーキンソン病に似た症状(筋のこわばり、手指のふるえ)、クロム酸は鼻中隔穿孔と肺がんも押さえておくと、金属の設問に対応しやすくなります。
問題番号 1-bus-003(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q4
有機溶剤は一般に脂溶性が高く、脂肪の多い脳などに入りやすい。
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正解:正しい(○)
そのとおりです。有機溶剤は脂溶性のため、皮膚から吸収されやすく、脂質の多い脳や神経系に影響します。また揮発性が高く蒸気となって呼吸器から吸収されること、蒸気は空気より重いため床に近い低い位置に滞留しやすいことも重要な性質です。 蒸気が空気より重く低い位置に滞留する性質は、換気の考え方にも関わります。床に近い位置に排気口を設ける必要がある、という設計につながります。
問題番号 1-bus-004(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q5
化学物質の空気中での存在状態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解:5 ガスは、常温常圧で液体の物質が微細な粒子として空気中に浮遊しているものである
誤りは「ガスは、常温常圧で液体の物質が微細な粒子として浮遊しているもの」です。ガスは常温常圧で気体の物質(一酸化炭素、塩素、硫化水素など)を指します。液体の微細な粒子はミストです。ミスト・ヒューム・粉じん・蒸気の記述は正しい内容です。
問題番号 1-ex-021(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q6
化学物質による健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解:5 鉛による慢性中毒では、肺がんや中皮腫がみられる
誤りは「鉛による慢性中毒では肺がんや中皮腫がみられる」です。肺がん・中皮腫は石綿による健康障害です。鉛中毒でみられるのは貧血、末梢神経障害(伸筋麻痺)、腹部の疝痛などです。一酸化炭素・ベンゼン・ノルマルヘキサン・二硫化炭素の記述は正しい内容です。
問題番号 1-ex-022(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q7
有機溶剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解:3 有機溶剤は脂溶性が高く、皮膚や粘膜からも吸収される
正しいのは「有機溶剤は脂溶性が高く、皮膚や粘膜からも吸収される」です。脂溶性が高いため脂肪の多い脳や神経に入りやすく、共通の症状として頭痛・めまい・意識障害などの中枢神経系への影響が現れます。蒸気は空気より重く低い場所にたまります。メタノールで特徴的なのは視神経障害(視力低下)です。
問題番号 1-ex-023(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q8
金属や無機物による健康障害に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解:1 金属熱は、亜鉛などの金属ヒュームを吸入した後に起こる発熱で、インフルエンザに似た症状を示す
正しいのは「金属熱は亜鉛などの金属ヒュームを吸入した後に起こる発熱」です。クロム酸は鼻中隔穿孔や肺がん、カドミウムは腎障害や肺気腫、マンガンはパーキンソン病に似た神経症状、金属水銀は手指の震えや精神症状が代表的で、選択肢の組合せはいずれも入れ替わっています。
問題番号 1-ex-033(誤りに気づいたらお知らせください)
第一種衛生管理者の有害物質の性状では何が問われる?
ガス・蒸気・ミスト・粉じん・ヒュームの区別と、代表的な有害物質が起こす健康障害が問われます。
有害物質の性状で間違えやすいのはどこ?
蒸気は常温で液体や固体の物質が気体になったもの、ヒュームは金属が高温で蒸発し空気中で凝縮した微粒子です。この2つが最も混ざります。
分野の区分は 免許試験の試験科目・範囲(公式)|安全衛生技術試験協会 に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。
有害物質の性状をもっとくわしく知るには?
常温常圧でガス・蒸気・粉じん・ミスト・ヒュームのどれになるかが問われます。ヒュームとミストの違いが定番です。
第一種のほかの科目は?
第一種の全78問を通して解く 第一種の模擬試験で合否を判定する 間違えた問題だけ復習する 第一種では何が出る? 第一種の合格率は? 第一種は何時間勉強すればいい?