第一種衛生管理者「作業環境測定と評価」の練習問題(8問)
★★★ 出題の目安 3/3 2回とも出題。各回1〜2問。
第一種衛生管理者の「作業環境測定と評価」から8問を収録しています。選択肢を選ぶとその場で正誤と解説が出て、間違えた問題は復習ページにたまります。
公表試験問題の転載や言い換えではなく、試験科目と法令の内容から当サイトが独自に作成した問題です。
-
Q1
作業環境測定の評価における管理区分の説明として正しいものはどれか。
答えと解説を見る
正解:2 第二管理区分は、作業環境管理がなお改善の余地があると判断される状態である
第一管理区分が適切、第二管理区分がなお改善の余地あり、第三管理区分が適切でない状態です。第三管理区分では直ちに施設・設備等の点検を行い、改善措置を講じたうえで再測定と評価が必要です。番号が大きいほど悪いと覚えます。 番号が大きいほど悪い、という向きを間違えないでください。第一管理区分が適切、第三管理区分が適切でない状態です。
問題番号 1-sok-001(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q2
A測定とB測定に関する記述として正しいものはどれか。
答えと解説を見る
正解:2 A測定は単位作業場所における気中有害物質濃度の平均的な分布を、B測定は発生源に近接した作業位置での最高濃度を測る
A測定が単位作業場所全体の分布、B測定が発生源に近接した作業位置での最高濃度です。両方を行った場合は、評価が悪いほうの区分を採用します。AとBを入れ替える出題が定番です。 A測定は場所を等間隔に区切って平均的な分布をつかみ、B測定はばく露が大きくなる作業位置を狙って測ります。目的が違うので両方を行います。
問題番号 1-sok-002(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q3
作業環境測定の結果、第三管理区分に区分された場所については、直ちに施設または設備の点検等を行い、改善措置を講じたうえで、その効果を確認するため再度測定と評価を行わなければならない。
答えと解説を見る
正解:正しい(○)
そのとおりです。条文の用語は「直ちに」で、第三管理区分では改善が義務です。試験では「直ちに」「速やかに」「遅滞なく」を書き換える引っかけが出ます。近年の改正で、改善が困難な場合には作業環境管理専門家の意見を聴き、個人サンプリング測定等による評価や有効な呼吸用保護具の使用などの措置が求められるようになりました。 「直ちに」「速やかに」「遅滞なく」は法令用語として緊急度が違います。第三管理区分はもっとも急を要するため「直ちに」が使われています。
問題番号 1-sok-003(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q4
常時特定粉じん作業を行う屋内作業場の作業環境測定は、1年以内ごとに1回、定期に行わなければならない。
答えと解説を見る
正解:誤り(×)
特定粉じん作業を行う屋内作業場の測定は6か月以内ごとに1回です。1年以内ごとに1回は誤りです。なお、著しく暑熱・寒冷・多湿な屋内作業場の測定は半月以内ごとに1回と、さらに頻度が高くなります。 暑熱・寒冷・多湿の半月以内ごとは、測定頻度の中でもっとも短い部類です。坑内の気温も同じ半月以内ごとになります。
問題番号 1-sok-004(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q5
作業環境測定の実施頻度に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
答えと解説を見る
正解:5 放射線業務を行う管理区域の外部放射線の測定は、6か月以内ごとに1回行う
誤りは「放射線業務を行う管理区域の外部放射線の測定は、6か月以内ごとに1回」で、正しくは1か月以内ごとに1回です。有機溶剤・特定粉じん・騒音は6か月以内ごと、暑熱・寒冷・多湿は半月以内ごとです。頻度は「放射線1か月・暑熱半月・それ以外6か月」で整理すると覚えやすくなります。
問題番号 1-ex-004(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q6
作業環境測定の結果の評価に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を見る
正解:4 第三管理区分と評価された場合は、直ちに施設・設備等の点検を行い、改善措置を講じる
正しいのは「第三管理区分と評価された場合は、直ちに施設・設備等の点検を行い、改善措置を講じる」です。第一管理区分は管理が適切な状態、A測定は単位作業場所の平均的な濃度、B測定は発散源近くの最高濃度を見る測定です。評価は管理濃度と比較して行います(許容濃度は学会が勧告する別の値です)。
問題番号 1-ex-005(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q7
管理濃度と許容濃度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を見る
正解:3 管理濃度は、作業環境の状態を評価するための基準で、個人のばく露限界を示すものではない
正しいのは「管理濃度は作業環境の状態を評価するための基準で、個人のばく露限界を示すものではない」です。管理濃度は国が作業環境測定の評価のために定めた値、許容濃度は日本産業衛生学会が勧告するばく露の指標で、役割が逆になった選択肢は誤りです。管理濃度は指定された物質についてのみ定められ、許容濃度も個人差があるため絶対的な安全を保証する値ではありません。
問題番号 1-ex-029(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q8
作業環境測定のA測定・B測定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
答えと解説を見る
正解:1 A測定だけで第一管理区分でも、B測定の値が管理濃度の1.5倍を超えると第三管理区分になる
正しいのは「A測定だけで第一管理区分でも、B測定の値が管理濃度の1.5倍を超えると第三管理区分になる」です。A測定は単位作業場所に等間隔の測定点を置いて平均的な濃度を見る測定、B測定は発散源に近く濃度が最も高くなる作業位置で行う測定で、両者の結果を組み合わせて管理区分を決めます。B測定の結果が悪ければ全体の区分も悪くなります。
問題番号 1-ex-034(誤りに気づいたらお知らせください)
第一種衛生管理者の作業環境測定と評価では何が問われる?
A測定とB測定それぞれの目的、管理濃度との比較のしかた、第1から第3までの管理区分の判定が問われます。
作業環境測定と評価で間違えやすいのはどこ?
A測定は単位作業場所の平均的な状態、B測定は発生源に近い最も濃度が高くなる状態をとらえます。役割を取り違えると管理区分の判定を誤ります。
分野の区分は 免許試験の試験科目・範囲(公式)|安全衛生技術試験協会 に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。
作業環境測定と評価をもっとくわしく知るには?
A測定とB測定の違い、管理区分の判定と措置が問われます。第三管理区分での対応は条文の言葉どおり「直ちに」です。
第一種のほかの科目は?
第一種の全78問を通して解く 第一種の模擬試験で合否を判定する 間違えた問題だけ復習する 第一種では何が出る? 第一種の合格率は? 第一種は何時間勉強すればいい?