第二種衛生管理者「食中毒・感染症」の練習問題(7問)

★★☆ 出題の目安 2/3 第二種は2回とも1問。第一種は0問の回があり、平均は1問弱。

第二種衛生管理者の「食中毒・感染症」から7問を収録しています。選択肢を選ぶとその場で正誤と解説が出て、間違えた問題は復習ページにたまります。

公表試験問題の転載や言い換えではなく、試験科目と法令の内容から当サイトが独自に作成した問題です。

解答 0 / 7問 正解 0問
  1. Q1

    毒素型食中毒の原因菌の組合せとして正しいものはどれか。

    答えと解説を見る

    正解:2 黄色ブドウ球菌とボツリヌス菌

    毒素型は黄色ブドウ球菌とボツリヌス菌です。感染型はサルモネラ属菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクターなど。菌そのものが原因か、菌が作った毒素が原因かで分かれます。 分類が分かれば加熱で防げるかも決まります。感染型は菌そのものが原因なので加熱が有効、毒素型はすでに作られた毒素が残るため加熱しても防げないことがあります。

    問題番号 2-sho-001(誤りに気づいたらお知らせください)

  2. Q2

    黄色ブドウ球菌が産生する毒素と、その性質の組合せとして正しいものはどれか。

    答えと解説を見る

    正解:1 エンテロトキシンで、熱に強い

    黄色ブドウ球菌の毒素はエンテロトキシンで、熱に強いのが特徴です。加熱調理しても毒素は残るため食中毒が起こります。テトロドトキシンはフグ毒、ボツリヌス菌の毒素は神経毒で熱には比較的弱いものの、致死率が高いことで知られます。 ボツリヌス菌の毒素は神経毒で、缶詰や真空パックなど酸素の少ない環境で増える点も特徴です。毒素の名前と熱への強さをセットで覚えてください。

    問題番号 2-sho-002(誤りに気づいたらお知らせください)

  3. Q3

    ノロウイルスによる食中毒に関する記述として正しいものはどれか。

    答えと解説を見る

    正解:2 冬季に多く発生し、殺菌には85〜90度で90秒以上の加熱が必要である

    ノロウイルスは冬季に多く、中心部を85〜90度で90秒以上加熱して失活させます。ウイルスは食品中では増殖せず、人の腸管内で増えます。ふん便や吐物からの二次感染も起こります。 ノロウイルスは細菌ではなくウイルスです。消毒はアルコールが効きにくく、次亜塩素酸ナトリウムが有効である点もあわせて問われます。

    問題番号 2-sho-003(誤りに気づいたらお知らせください)

  4. Q4

    腸管出血性大腸菌O-157は、ベロ毒素を産生し、加熱に弱いという特徴がある。

    答えと解説を見る

    正解:正しい(○)

    そのとおりです。O-157やO-111はベロ毒素を産生します。菌自体は熱に弱く、中心部を75度で1分以上加熱すれば死滅します。潜伏期間はおおむね3〜5日(厚生労働省のQ&Aでは3〜8日)と比較的長めです。 O-157は感染型に分類されますが、体内でベロ毒素を産生します。「毒素を作るから毒素型」ではない点に注意してください。毒素型は食品中で毒素が作られるものを指します。

    問題番号 2-sho-004(誤りに気づいたらお知らせください)

  5. Q5

    腸炎ビブリオは真水や酸に強く、生の淡水魚が主な原因食品である。

    答えと解説を見る

    正解:誤り(×)

    腸炎ビブリオは病原性好塩菌と呼ばれ、塩分のある環境で増殖します。真水や酸には弱く、原因食品は主に生の海産魚介類です。「好塩菌」という別名から判断できます。 好塩菌という別名のとおり、塩分のある海水に生息します。調理器具や手指を介した二次汚染にも注意が必要です。

    問題番号 2-sho-005(誤りに気づいたらお知らせください)

  6. Q6

    食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    答えと解説を見る

    正解:3 サルモネラ菌による食中毒は、鶏卵などを介して起こる感染型である

    正しいのは「サルモネラ菌による食中毒は鶏卵などを介して起こる感染型」です。黄色ブドウ球菌は食品中で産生された毒素(エンテロトキシン)による毒素型で、毒素は耐熱性です。ボツリヌス菌は嫌気性で缶詰や真空包装食品が原因になり、毒素は神経毒です。腸炎ビブリオは海水中の菌で海産の魚介類が原因、ノロウイルスは冬季に多く発生します。

    問題番号 2-ex-022(誤りに気づいたらお知らせください)

  7. Q7

    感染症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    答えと解説を見る

    正解:5 風しんは、感染力が弱く、職場で流行することはない

    誤りは「風しんは感染力が弱く職場で流行することはない」です。風しんは飛沫感染で感染力が強く、成人の職場での流行も起きています。妊婦が感染すると胎児に影響が出るため、職場での予防(ワクチン接種歴の確認など)が重要です。感染成立の3要素、インフルエンザ・結核・ノロウイルスの感染経路は正しい記述です。

    問題番号 2-ex-023(誤りに気づいたらお知らせください)

第二種衛生管理者の食中毒・感染症では何が問われる?

細菌性食中毒の型と原因菌、毒素の性質、主な感染症の感染経路と潜伏期間が問われます。

食中毒・感染症で間違えやすいのはどこ?

感染型はサルモネラ属菌や腸炎ビブリオ、毒素型は黄色ブドウ球菌やボツリヌス菌です。この振り分けを覚えていないと答えを決められません。

分野の区分は 免許試験の試験科目・範囲(公式)|安全衛生技術試験協会 に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。

食中毒・感染症をもっとくわしく知るには?

食中毒は「細菌か・ウイルスか」「感染型か・毒素型か」の分類がすべてです。加熱で防げるかどうかが分類と結びついています。

食中毒と感染症を読む

第二種のほかの科目は?